清⽔屋酒造10のこだわり

Shimizuya Sake Brewery 10 Quality
清⽔屋酒造10のこだわり

016つのドット

6つのドット

6つのドットは歴代の蔵元と6代⽬当主を表しており、 ドットのグラデーションは歴代からの進化の過程を表現しております。
ドットの赤色は「情熱」と漢字「榮」の炎を表し、現在のコーポレートカラーになっております。

6つのドット

02ロゴマーク

ロゴマーク

右記が「SAKAEMASU(榮万寿)」のロゴになります。正方形の中に「榮」の文字、正方形は「升」、2つの要素で「SAKAEMASU」を構成、四方の隙間は型にハマらない経営方針や、時代に合わせて進化・創造をし続けていくことを表しております。

ロゴマーク

03ワインボトル(ブルゴーニュ型ボトル)に込めた想い

ワインボトル(ブルゴーニュ型ボトル)に込めた想い

日本酒は一般的にいえば醸造したての新酒のフレッシュさが売り物でしたが、近年では醸造技術及び貯蔵技術の進歩により日本酒の『熟成』が可能となりました。熟成による品質の向上と日本酒のヴィンテージ(熟成酒)のスタンダード化を目指すため、熟成のイメージが市場でも定着しているワインボトルを使用しております。
また、高品質を維持するため長いコルクほどボトルの密閉性が高まるので熟成期間を長く設けるため3.5cm以上のコルクを打栓し、ボトルエイジングしております。

ワインボトル(ブルゴーニュ型ボトル)に込めた想い

04酒造好適米 五百万石100%使用

酒造好適米 五百万石100%使用

SAKAEMASU(榮万寿)の歴史は、実は新潟から始まります。
酒造りを始めた初代が、新潟から美味しい水を探し求め、新潟発祥の酒造好適米「五百万石」と共に辿り着いたのが現在の群馬県館林市になります。
そのスピリットを受け継ぎSAKAEMASUは現在も五百万石の味わいをダイレクトにお楽しみいただけます。また、ヴィンテージ(熟成)での飲み比べができるので、お好みのヴィンテージを見つける楽しみもございます。

酒造好適米 五百万石100%使用

05全量600kg以下の少量仕込み

全量600kg以下の少量仕込み

現在、全国的にタンクあたり総米1,500~2,000kgの仕込み量が主流となっております。しかし、弊社では総米600kg以下にこだわった少量仕込みをおこなっております。少量仕込みにすることにより細やかな品質管理と徹底した品温管理が可能になり、フルーティーな香りが広がり繊細で滑らかな口当たりを醸し出すことができます。この600kg以下の仕込みは品評会に出品する特別なお酒や大吟醸を醸造する際に最も多く使用されるものと言われていますが、弊社ではクラス隔たりなく採用しております。

全量600kg以下の少量仕込み

06限定吸水法へのこだわり

限定吸水法へのこだわり

限定吸水法とは、洗米後の白米を水に浸す浸漬時間を制限し、吸水率を調整することを指します。吸水率を調整することにより、蒸米の硬さが調整され酒質を大きく左右するため、慎重におこなう作業になります。弊社では、白米すべてを約10kgに小分けし、洗米・浸漬をおこないます。その際の浸漬時間を、入荷されたお米のコンディションや洗米時の水温・湿度など過去のデータと照らし合わせ、数秒単位で調整しております。

限定吸水法へのこだわり

07テイストのポイント・麹(コウジ)造り

テイストのポイント・麹(コウジ)造り

麹は「酵素のデパート」と呼ばれ、多種多様の酵素を造り出します。最も重要な2つの酵素が、お米のデンプンを液化させる液化酵素と液化したデンプンを糖化させる糖化酵素になります。この2つのバランスでお酒の味わいが決まるため慎重に麹造りをおこないます。弊社では、縦70cm×横50cm×高さ9cmの木箱に約10㎏づつ小分けにして麹米を「箱麹法」といわれるクラシカルな方法で、細かく品温管理をおこない麹菌の繁殖を促し、麹米を造ります。

テイストのポイント・麹(コウジ)造り

08長期低温発酵が織り成すエレガントな酒質

長期低温発酵が織り成すエレガントな酒質

醪(モロミ)を発酵させて搾るまでの日数を「醪日数」と言います。この発酵期間と品温経過で酒質が決まるため、目指す酒質を設定したうえで発酵期間と品温経過を決めていきます。発酵品温が約15℃経過では約20日間と短期間で仕上がりますが、弊社では洗練された香り、繊細で滑らかな口当たりと共に上品で芳醇なお米の味わいと、お米のポテンシャルを引き出すため、最短29日間から最長34日間と長期に渡り発酵させ、発酵品温6℃~10℃と低温で細かく品温管理を徹底し搾りの日を迎えます。

長期低温発酵が織り成すエレガントな酒質

09伝統ある槽(フネ)搾り

伝統ある槽(フネ)搾り 伝統ある槽(フネ)搾り

酵期間を終えると醪(モロミ)の発酵を止めるため、お酒と酒粕に分ける「搾り」の工程をおこないます。55・50に関しては、醪を酒袋に入れ1つ1つ丁寧に積み重ねて搾る、「槽搾り」と呼ばれる伝統的な搾り方をおこなっております。また、40に関しては、繊細で滑らかな口当たりをお客様に存分に楽しんでいただくため、一部の醪を酒袋に入れ、棒に吊るす「袋吊り」と呼ばれる方法で搾っております。一切の圧力をかけず、酒袋から自重だけで雫のように滴るお酒のみを使用する贅沢な搾り方(雫取り)になります。一般的にはお酒の一番上品な部分だけを高級酒として称されております。

伝統ある槽(フネ)搾り 伝統ある槽(フネ)搾り

10無濾過原酒が生み出すヴィンテージ

無濾過原酒が生み出すヴィンテージ

お酒を搾った後、アルコール度数調整のための加水や炭素濾過をおこなうのが主流になりますが、弊社では加水や炭素濾過をおこなわず原酒でボトリングし、酵母菌や酵素などの活動を停止させるため63℃で1回のみ加熱処理をおこないます。加熱処理後は5℃の冷蔵庫で急冷し貯蔵をおこないます。加水や炭素濾過をおこなわないことにより、新酒本来のフレッシュな香りと繊細ながらも若く荒々しさを感じていただけます。冷蔵管理下でボトルエイジを経て、円熟しカドが取れ、酸味や甘み・渋みなどが絶妙なバランスで調和され、ヴィンテージ(熟成)へ進化を続けます。

無濾過原酒が生み出すヴィンテージ